前日は、初めてのAirbnbでとったお家で寝ました!
前回も書いたのですが、フランクフルトで泊まったところとは違い、部屋ごと自分だけ!!!!
日本を出てから、ずっと飛行機や電車、ホストの1部屋で寝ていたので、完全なパーソナル空間で睡眠をとれたのははじめてでした!
その安心感たるや…😭😭
「あ、私、ずっと緊張していたんだな~」とそこではじめて感じました!
そして、チェックアウトの時間もなく、電車の到着の時間もなく、好きな時間まで寝られる初めての朝だったので、好きなだけ寝ました🙌
やっぱり、完全個室空間は必要だ…
結局、目覚めたのはお昼くらい。
ホームシックになりはじめる
はじめてのひとり旅に出てから4日目。
「もしかして、これがホームシック!?」と思い始めてきました。
ウィーン結構好きな雰囲気、フランクフルトより好き。しかし、そろそろ1人がさみしくなってきた…なぜなら言葉を発していないから…
— りつよ リヨニカ学習帳 (@riyonica) August 1, 2019
わくわくしたこと、すごい!!!と思ったこと、ドキドキしたこと、こわかったこと、全部、誰にも共有できない…😭!!!!!
私、声出るかな?と心配になるレベルで、誰とも話していないことで、寂しさを感じはじめました。
日本とは、時差が7時間あるため、日本の友だちとラインができる時間も短かったです。
「もう明日日本に帰ってもいい」くらいまで思い始めてきました。笑
しかし、日本の友だちから「楽しむことをがんばろう!!」というエールをいただき、もうちょっと頑張ってみることにしました。
ホンモノの…分離派会館に行く!!!
私は体力がないので、1日の目的は1つだけ、1日1美術館と決めていました。
いくつか行きたい目的地をピックアップしていましたが、その中の1つが分離派会館!!!!
私が好きなクリムトは、「ウィーン分離派」という芸術家グループを作った人の1人です。
簡単に言うと、その時代の若手芸術家たちが「今までの保守的な芸術とはオサラバだ!自由な芸術活動をするぜ!」といったような感じ。
そのウィーン分離派が、展示を開催するときに作ったのが分離派会館です👏!!!
クリムト作品の有名な壁画「ベートーヴェンフリーズ」が残っています。
東京のクリムト展では、レプリカが来ていたので、本物の分離派会館とベートーヴェンフリーズが見たい!!!!と思っていました。
いざ分離派会館へ!!!!なんというか…札幌時計台感。
いざ分離派会館に!!!
もともと小さいっていうのと、展示数が少ないという情報があったので、午前中はだらだら部屋で過ごして午後から向かいました。
Airbnbで借りていた部屋は、最寄り駅まで歩いてすぐ。
駅のすぐそばに公園があって、いつも人がたくさんいました。
Googlemapをもとに行ってみると、人通りも車のとおりも多いところへ。
本当にこのあたりにあるの??と思っていたら、、、、
あったーーーーーーー!!!!!
突然、あったーーーーーー!!!!
まるで、札幌時計台のように、突如現れました。
今までの美術館のイメージだと、広い敷地の中に美術館がある、というイメージだったので、街中にある金のキャベツ(分離派会館の通称)に笑いました。
ベートーヴェンフリーズがあるよ、的なことが書いてあるのかな?
いざ分離派会館へ
当時(展覧会時)の分離派会館の間取りというか作りは、頭に入っていましたが、実際入ってみると全然違いました。
外見は一緒だけど、中の間取りは変わったということでしょうか。
入り口入ってすぐ奥には、広い空間があり、インスタレーション的な作品がいくつか展示されていました。
2階にも、いくつか部屋があり、作品展示がされていました。
関係ないけど、トイレのドアが、「この扉の向こうにトイレがある」とは思いにくいドアでした。
こういうドアのトイレ、ドイツでも多かった気がするなあ。
トイレの廊下にもベートーヴェンフリーズの絵が。
いざ!本物のベートーヴェンフリーズと対面。
好きな食べ物は、最後に取っておく派の私は、会館内をひとしきり見た後、地下へ!!!
本物のベートーヴェンフリーズに会いに行きました。
この時の気持ち!まだ覚えてる🥰
「とうとうこれから行くんだ!!」っていうワクワクドキドキ感がありました。
(そのテンションを、誰にも伝えられない苦しみもあった…笑)
いざ!入ると、部屋はこんな感じで狭い空間。
関係ないけど、地下でめっちゃすずしい。
本物なんだなあ。
本当にクリムトが描いた作品そのものなんだなあ。
高いところにあるけど、間近でじっくり見ました。
筆の跡とか、絵の具の色が透けて壁の色が見えたりとか。
本当に、作品そのものなんだあ…と興奮。
首が痛くなっては休み、また観て、休んで…まあそれでも30分くらいかな?
頭の中で第九を流しながら観ていました。
今思えば、iphoneに入れていけばよかったー😭!!!
これこれ!これが私の知っていた分離派会館の間取り。
私が好きなのは、この最後の歓喜の歌の合唱シーン。
特に、よく分からない緑の2つの顔ちゃんが好き🥰
東京のクリムト展で、ベートーヴェンフリーズのピンバッチのガチャガチャがあって、その中にこの緑の顔があったんだけど、当たらなかった😭
欲しい😭
オーディオガイドの日本語はないけど、ちょっとおかしな日本語パンフレットがあるよ
オーディオガイド(音声ガイド)は、英語だけあった(気がする)。
けど、1枚物のパンフレットが日本語版であります。
分離派会館についてと、ベートーヴェンフリーズについての説明が書かれていました。
それを読んでいて、気づいたことがありました!!!
↓
テュフォンの翼に気がつく!!!!
クリムト展でもベートーヴェンフリーズは見ていたのですが、テュフォンの見方が変わりました!!!!!
今までは、正直この辺しか見ていなかった。
ちょっとおかしな日本語のパンフレットでは、テュフォンの説明で「下半身は蛇で翼をもっている」との説明が。

そして、こうやって引きで観てみると…
ほんとだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
テュフォンの翼が!!!!!!
この空白、翼だったのか!!!!!!!!
ただの幾何学的模様かと思ってたーーーーーーー!!!!!
近くで見ると、たしかに翼だし、蛇革みたいに◇◇◇ってなっている…
この気づきにまた一人でテンションが上がる私。
(そして誰にも共感できずつらみ)
広くないけど充実のショップ
思う存分ベートーヴェンフリーズを楽しんだ後は、恒例のショッピング時間です🥰
分離派会館のショップは、日常使いできる系グッズが多くて大変迷いました。
Tシャツやスカーフ、食器、トートバック、文房具…
私は、この大好きな分離派メンバー集合写真の朝食プレート(って何?笑)を購入。
ウィーンの空気は最&高
帰り道。
本当にウィーンの天気と風は最高です。
この写真見ただけでも風を浴びたときの気持ちよさが蘇ってきます。
地下通路。
地下にもアートっぽい展示がたくさんされています。
スーパーで買い出し。スーパー楽しいよ。
この日の夜も、スーパーで食べ物を買います。
海外旅行に行ったというと、「ソーセージ食べた?」「ビール飲んだ?」「ザッハトルテ食べた?」「シュニッツェル食べた?」など色々聞かれますが、「食べてない」と言うとまるで「何しに行ったの」と言わんばかりの反応をいただきます。
多分、私はクリムト(作品)に会いに行ったし、夜行列車に乗りに行ったし、「はじめてのひとり旅」をしに行ったんだろうなあ。
もともと(一人で食べる)食事にはタスク感しか感じていないし、誰かと行く旅行だったら、もっと食事を楽しめたかも🤔?
それに、私は海外のスーパーが好きです。
全部が外国語で、わくわくします。
困ったのは、ドレッシング選び。
ドイツ語が読めないので、色の雰囲気と勘で選ぶしかない…
丸いカップのがどうやらドレッシング。
私は結局、緑を選んだ。(食べても何ドレッシングか分からなかった笑)
こうして、安全な部屋で、ひとりゆっくりとウィーン暮らしを楽しんでいました🙌
えあびーの「暮らすように旅しよう」ってコピー考えた人すごいなあ。本当に私今暮らしてる🤔
— りつよ リヨニカ学習帳 (@riyonica) August 1, 2019
毎日、Airbnb最高って思っていました…
またウィーンに行きたいな~