体験したこと

【美術館デビュー】奇想の系譜展に行ったよ!マインドフルに観た感想

投稿日:2019年3月9日 更新日:

初体験に興奮しているりつよ(@riyonica)です!

私は、美術館に行ったことがありません(多分)。
あんまり、自ら行こう!とは思わないです。
誘われたらまあ…行くかな?って感じですが。
どういう風に楽しむのか、っていうのもよく分かっていません。

ところが、美術館好きの友達が東京に遊びに来たタイミングで誘われたのを機に、美術館デビューしてきたよ。

今日はその感想を書いてみます!

美術館の楽しみ方

その友達は、リヨニカ学習帳をいつも見てくれているのですが、特にマインドフルネスの記事を褒めてくれていました。

マインドフルネスって何?吐くほど嫌いなレーズンを食べられた不思議な体験をした!

私はレーズンが嫌いです。🍇🍇 よく「好き嫌いは甘え」説を唱える方がいますが、私はレーズンを食べると身体が拒絶反応を示すの ...

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それから、一緒にごはんを食べたときに、軽くマインドフルごっこをして遊んでいたのですが、アートもマインドフルに観ると情報量が増えるという話題に。

なるほど、確かにレーズン1個であれだけ楽しめる中、アートの作品1つとなると相当な情報量だろうなあ~と思いました。

彼曰く、「本や写真で知っていても、実物をみるとやっぱり違う」とのこと。

やってみたい!!!!!
美術館に行きたい、アートに触れたい、という欲求というより、アートでマインドフルを試してみたい!!!という欲求から、美術展に行ってみました。

東京都美術館に「奇想の系譜展」を見に行く!

このように、私の目的は「●●を見に行きたい!」ではなく、「マインドフルのツールとして、アートを使ってみたい!」という、ちょっとおかしな目的だったため、どの美術展に行くかは友達におまかせしました。

普段は、もっぱら西洋画しか観ないらしい彼ですが、今回は日本の絵を観てみようということで、江戸時代の絵画展「奇想の系譜展-江戸絵画ミラクルワールド-」なるものに、行ってきました!

もちろん、私は事前情報一切なしでの乗り込みです!

上野駅集合

東京都美術館は、上野にあるらしく(それすら知らない)、上野駅集合です。
私は、上野<->京成上野の乗り換え以外で降り立ったことはありません…
はじめて上野を歩きます。

立地はこんな感じ。

(東京都美術館ウェブサイトより引用)

なんだかこの敷地一帯に、動物園やら、博物館やら、なんとか館やら…たくさんのものが大集合している感じでした。
敷地内も広々していた!
当日は雨だったけど、晴れてたら気持ちよさそうだな~って感じ。

東京都美術館に到着

傘をさしたまま乗れるエスカレーターを降りて、美術館に到着したよ。
たくさん傘置き場(鍵付き)があったけど、折りたたみ傘の人は、ビニール袋が用意されていて、それを使って入館。

美術館処女の私は、そのまま展示室に入るもんだと思っていましたが、友達曰くロッカーに荷物を預けて身軽に楽しむのが良いとのこと!

ほお~!一人だったらそんな発想もなかったわ~と感謝しながら、ロッカーに荷物を預けました。
ロッカーもたくさんあったので、埋まることはなさそうでした。
奥の方には、少ないですが大きめのロッカーもあったので、キャリーバックなども入れられそうです。
100円は戻ってきます
(戻ってくる100円って何の意味があるんだろう?論が勃発しました。)

いざ入室

本当、処女なので何も知らないのですが、「音声ガイド」なるものを借りられました(有料)!!
だいたいの展示であるらしい。
これがあるのとないのでは、大違い!!!!!!
絶対借りた方がいいです!!!!!!(マインドフル視点)
解説による情報があると、いろんなことを想像しやすくなって、いろんな情報を受け取りやすくなります。

展示内容はこんな感じ

今回の「奇想の系譜展」は、8人の作家の作品が展示されていました。

  1. 伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
  2. 曽我蕭白(そがしょうはく)
  3. 長澤芦雪(ながさわろせつ)
  4. 岩佐又兵衛(いわさまたべえ)
  5. 狩野山雪(かのうさんせつ)
  6. 白隠慧鶴(はくいんえかく)
  7. 鈴木其一(すずききいつ)
  8. 歌川国芳(うたがわくによし)

全員見てまわったので、簡単に感想を書いていきたいと思います!
小学生みたいな感想になると思うのですが…よろしくお願いいたします

1.伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)

この展示では、それぞれにキャッチフレーズがつけられていて、それが面白かったです。
若冲は、「幻想の博物誌」
私は、名前を聞いたこともなかったけど、最近人気の人らしい

庭で鶏を飼っていたらしく、鶏の絵が多い!

Ito Jakuchu AjisaiSoukei-zu紫陽花双鶏図

鶏は、すごく解像度が高くて、色の境界線が明確で、色はマットな感じで単色、1つ1つが細かい、みたいな感じが私の中で「アフリカの絵っぽい!」という感覚を呼び起こしました。

あと、若冲は雪と動物の絵も多かった印象。
雪中●●というタイトルがたくさんありました。

'Mandarin Ducks in Snow' from the 'Colorful Realm of Living Beings' by Ito Jakuchu雪芦鴛鴦図

若冲を見て、ティンガティンガを思い出した

帰ってから、私が思い浮かべている「アフリカの絵」を検索してみました。

Rubuni-TT4799©Todd Schaffer(2011)/CC BY-SA 3.0

Sufiani-TT4791©Todd Schaffer(2011)/CC BY-SA 3.0

こんな感じ!

今まで生きてきた中で、いつこういう絵に触れたのかは、全然分からない、覚えていない。
だけど、きっとどこかで触れて、自分の脳みそのどこか奥深くにあったんだと思う。
それが、若冲の鶏の絵を見て、呼び起こされました!

こういうアフリカの絵は「ティンガティンガ」というらしい。
もともとは、タンザニアのティンガティンガさんが描いた絵がもととなって、今はその絵画スタイルのもの全般を「ティンガティンガ」というらしい。

ティンガティンガの方がポップな感じだけど、通づるものがあるな~
ティンガティンガさんは1960年代に描いていたらしくて、伊藤若冲は1700年代

時代はずーーっと違うけど、きっとマインドフルに動物を観察していたら、いろんな細かい部分に気づきがあって、それを表現したいと思うのって、当たり前の現象なのかもしれないなあ…とも思った。

2.曽我蕭白(そがしょうはく)

キャッチフレーズは「醒めたグロテスク」
紹介文にも、狂気に満ちていて、時に観るものの神経を逆なでする、というようなことが書いてあって、どんなものが来るのか期待大で鑑賞。

Sessen Dōji-zu by Soga Shōhaku雪山童子図

今回のリーフレットに選ばれた作品。
釈迦が修行していた時に、試されている場面らしい。
蕭白は、個展だかなんだかで作品を出していたけど、言動がいただけなかったらしく、全然絵が売れなかったらしい
でも、この雪山童子図は、そんな中売れた数少ない作品なんだって~

富士・三保松原図屏風

これは、大きくて印象に残ってる!
富士山を描いているけど、現実ではあり得ない、海の方まで山のふもとがある描き方なんだって。
右側の虹の丸さと、富士山のとんがり具合が対比をなしているとのこと。
素人でもわかりやすい!

解説では、虹がドクロの頭蓋骨のようで、その左側の小さい山の部分はドクロの上顎と歯のようだって言ってて、「ふお~~~~そんな視点なかったわ~~~」ってなる。
本当か嘘か、本当にそんなこと考えてたのかたまたまなのか、そんなのって今更もう正解って絶対分からないんだけどさ、解説に限らず誰か別の人の感じたこと、感想って聞くの楽しいなって思ったよ。

3.長澤芦雪(ながさわろせつ)

芦雪さん!
今回の中で、個人的には一番好きでした~
キャッチフレーズは「京のエンターテイナー」

白象黒牛図屏風

芦雪コーナーにきたら、最初に現れたのはこの作品でした。
これも分かりやすい対比、白い象と黒い牛
あとは大きい象と小さいカラス、大きい牛と小さい犬
この犬!!!!めっちゃ笑いました。


やる夫にしか見えなかったのは私だけでしょうか…
あほっぽくてかわいいですよね…


そんな似てないか…

もう一個お気に入りはこれ!!!

なめくじ図

なめくじの絵。
高田純次にあこがれている私としては、この適当っぽい感じに笑いました。
うける。
キャンパスのはじっこになると、あり得ないような急な曲線を描いて、くるくる一筆書きしてるの。

なるほど~って思ったのは、解説で、先に一筆書きで軌跡をかいてから、最後になめくじを描いて種明かしする、お客さんの前でパフォーマンスとして描いたものかもしれないね~って言ってたこと。
たしかに。こりゃ面白い!ってなっちゃうね。

芦雪の絵は、全部、愛くるしさがありました。
かわいいものが多かったよ。
たくさんにこにこしたので、エンターテイナーなのは、間違いない!

4.岩佐又兵衛(いわさまたべえ)

キャッチフレーズは「執念のドラマ」
正直、このあたりから、かなり疲れてきて、説明文とかが頭に入ってこなくなった。笑
絵も、この作品しか覚えてない…

山中常盤物語絵巻

いわゆる、漫画的なもの。
巻物みたいに、めーーーーーっちゃくちゃ横に長くて、右から順に読んでいく感じ。
金の着色もあって、線も細かくて鮮明で、豪華な花札の絵みたいな感じでした。
多分、ここが一番混雑していました。

盗賊が襲ってきて、殺されて、最後は誰だかが敵をとる的なストーリーだったと思う(疲れてる)。

5.狩野山雪(かのうさんせつ)

キャッチフレーズは「狩野派きっての知性派」
そんなんだっけ…笑
記憶に残ってない…

幾何学的な構図が特徴、みたいな説明があったと思うんだけど、あんまり幾何学的な感じは分からなかった。
しいて言えば、人工物(塀?とか)の部分が幾何学っぽいね~くらい。

それよりも、この絵の印象が強すぎた。

Kanzan,Jittoku-zu
寒山拾得図

悪い顔してる!!!!こわい~!!!笑
重要文化財らしいです。

6.白隠慧鶴(はくいんえかく)

キャッチフレーズは「奇想の起爆剤」
今回の中で、芦雪に並んで好きなひとでした~
白隠さんは、職業画家じゃなくて、禅宗のお坊さんなんだって。

最初に来た、この絵!

達磨図

だるまさんなのに、人間…?
今までずっと線が細かくて、繊細な絵が多かったから、この大きくて大胆な感じに惹かれた
若冲がアフリカっぽさだとすると、白隠には北欧っぽさを感じたよ。

他にも、達磨の絵がたくさんあって、でも全部人間でした。
達磨さん=人間…?

分からないことだったので、調べてみたよ

菩提達磨(ぼだいだるま、中国語: 达摩、サンスクリット語: बोधिधर्म, bodhidharma、ボーディダルマ)は、中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧である。達磨、達磨祖師、達磨大師ともいう。(Wikipediaより)

まじか!!!!

だるま(達磨)はインドから中国へ仏道を伝えた僧侶。又、達磨の坐禅姿を模した置物。現在では縁起物として広く親しまれている。たとえば禅宗などと、派や宗を立てたり、選んだり取ったり捨てたり選好みをすることを離れることを説いた。(Wikipediaより)

元ネタだったのか~!!!!
Wikipediaでは、私が知っている、赤くて丸いだるまは「だるま」のひらがな表記、元ネタのお坊さんを「達磨」って表記している感じでしたよ。


達磨からだるま ものしり大辞典
これは気になり過ぎる。渋谷区図書館にあるみたいなので、今度借りてみようかな!

達磨で話がずれちゃったけど、左上の蝋引きの文字も好き
私は、高校のとき書道部で、こういう黒に白抜きの作品も作っていたので、なんだか懐かしい気持ちがよみがえってきました。
(現代では、蝋引きじゃなくても、「わんぱう」っていう液で簡単に白抜き文字ができる)

次に、大のお気に入り作品

すたすた坊主図

かわいすぎませんか?
タイトルが「すたすた坊主」図
かわいすぎて、めっちゃにこにこしちゃいました。
すたすた坊主の説明には、「お金持ちのところに行ってせびりに行くすたすた坊主」とあって、うけた。
こんなかわいかったら、せびられても憎めないよね。

すたすた坊主というネーミング、白隠がオリジナルでつけたものかと思いきや、ぐぐってみると当時の一般名詞だったらしい
私もすたすた娘。になりたい。バンドやるなら、すたすた娘。で決定ですね。

7.鈴木其一(すずききいつ)

キャッチフレーズは「江戸琳派の鬼才」
白隠さんで、少し元気を取り戻した私ですが、このあたりに来るともうキャッチフレーズの意味すら分からなくなってきました。
また、この時点で既に入館から3時間くらい経っていました。
次の予定の時間もあったため、ここからはさらっと観ることにしました。

感想も簡単にしか書けません…

Mountain Stream in Summer and Autumn (left screen)Mountain Stream in Summer and Autumn (right screen)
夏秋渓流図屏風

左側は紅葉した葉っぱが落ちていて、右側はユリとか蝉がいて、季節が混ざっていて現実ではあり得ない絵になっているよ。
蝉、最初見つけられなくて一生懸命探しました。
水の流れをめっちゃ細い金色の線で表していて、綺麗でした。

疲れも相まって、其一さんの印象がほとんど残っていなかったのですが、この絵はとてもお気に入りで覚えています!

貝図

色んな貝と、梅の絵だよ。
貝は白と黒の要素で色んな模様があって、梅は緑とピンクで、このピンクがあるからすごくかわいらしいなあと感じました。
一番大きい貝の模様の丁寧さも好きです。

8.歌川国芳(うたがわくによし)

キャッチフレーズは「幕末浮世絵七変化」
本当にこのあたりは、正直説明とかも読めなくなっていました(本当にすみません…)

火消千組の図

この絵についてだけ、感想を書きます。
火事に向かってみんながいくぞ~って向かってる図。
この、消防署の白いやつ、小さいころお祭り?で消防士さんがはっぴ着てまわしてたの覚えてるよ。
刺青をいれてる人がたくさんいて、解説では、刺青の模様があまりに具体的だから、実在した人を描いたのでは?と言ってました。
そのほか解説では、これから火事場に向かうというのに、みんながたくましい表情をしているって言ってました。

「奇想の系譜展」をマインドフルに観た感想

そもそも、マインドフルに観れた?

マインドフルに観よう!と思って向かったものの、正直マインドフルに観れた感じはありませんでした
というのも、作品数が多い~!!
マインドフルに、本当に「あることモード」で観ようとしたら、1つの作品で10分~15分はかかりそうだなあと思いました。
混んでいたのもあるけど、すべての作品を観ようとすると、ちょっと難しい気がします。
今度美術館に行くときは、1日がかりで行くか、作品を絞って観るか…にしたいなあと思いました!

この遊びやってみたい!(仲間募集)

あと、個人的にやってみたいな~と思った遊びは、グループワーク笑
1つの作品を、みんなで10分くらい観察して、感想を言い合う遊びがしたい!と思いました。
というのも、解説を聞いて「へえ!そういう観方もあるのか~」と思ったり、隣で観ているおじさまおばさまのおしゃべりを聞いて「なるほど!」となって、それも楽しかったので。
かつ、自分が感じたことも言いたい!

友達いわく、普通、美術館はもっと静からしいのですが、混んでいたからか、結構ざわざわとしていて、皆さん自由におしゃべりしていました。

欲しいもの

単眼鏡

お客さんの中には、小さい単眼鏡をもっている人がいました!!!
欲しい~!(形から入るタイプ)
というのも、混雑していると、近くで観ることが難しい場面もありました。
単眼鏡があれば、二列目からも観られるし、一列目で絵の細部をじっくり観られるし、楽しみでしかないでしょ~~~


ビクセン(Vixen) 単眼鏡 マルチモノキュラーシリーズ マルチモノキュラー6×16
4倍か6倍で迷う…競馬見に行くときには使えないかな…

鉛筆とノート

この記事を書いていて思ったのは、せっかく感じたことも、すぐに忘れてしまうってこと。
もともと記憶力がないのもあるけど、多分その瞬間だけに感じた何かもあって、それをメモに残したいな~と思いました。

友達曰く、美術館ではボールペンなどは禁止されているので、鉛筆でないとダメらしい!
次行くときは、My鉛筆とノートを持参しようと思います。

次回は、クリムト展に行きたい!

なんと、東京都美術館の予告で、4月からはクリムト展が開催されるとのこと。
母親がクリムト好きで、実家にはクリムトの絵が3枚くらい飾ってありました。
なので、私もこわいな~という気持ちとともに、好きな画家のひとりです。
絶対行く~!ノートと鉛筆もって行くぞ~🙌🙌

2019/4/24追記:クリムト展行きました!↓

おまけ

物販で、芦雪の白い犬グッズが、結構たくさんありました!
私も欲しくなって…これを買いました。

クッキーの型です。
クッキーなんて作らないくせに…😭
でも、買ったからには、芦雪犬を食べたいがためだけに、クッキーを作ってみたいと思います😍

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