先月ジャパンカップで競馬場デビューして以来、少しずつ競馬のアンテナを立てています。
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日出づる国の国際招待競技に行けり(ジャパンカップに行ってきたよ)
今から、マキバオーを読んだ女が初めて競馬に行った話をします。 11月25日(日)、東京競馬場に行ってジャパンカップを見に ...
一番ポップなインプット方法として、Twitterで色んな人をフォローしてみました。
色んな人というか…ハッピーグリンの馬主さんや、ホッカイドウ競馬などです。
ツイートやリツイートを見ていると、12月上旬には「有馬記念にハッピーグリンが出れる!?」らしいとの情報が。
ほお!?と思って、色々見てみると、なんか小難しそうでよく分からないけど、「誰か1頭が出なかったら出られる順番待ち1位」的な状態らしい。
そして結局その後、「ハッピーグリンは出られない」ことが決まったとのこと。
それについて、いろんな人がいろんなことを言っていました。
なんか、仕組みや制度で色々思うところがある方が多そう。
マキバオー育ちのりつよ知識では、「有馬記念=人気投票」しか知らないので、どうしてハッピーグリンが有馬記念に出られなかったのか、その理由を理解しようと思い、一生懸命調べてみました。
有馬記念とは
マキバオーでは、マキバオーがカスケードを追い越して、優勝したレースだよ。
マキバオーは5番人気だったらしい。まじかよ…
追記※以下、マキバオーネタに横道逸れてしまいました。
飛ばしたい方はこちらへ
マキバオーは、情にあつい?ところがいいところ。
それが弱みでもあるのかなあ、カスケードの病気を知って、全力を出せなくなってカスケードに怒られちゃうんだよね…
でも管助に説得され、また走り出して、安心して引退しろってカスケードを追い抜いて、1位になるんだよね…
ハァ、思い出しても泣けます。。
マキバオーとカスケードだけでなくって、管助も変わったんだよ!!!!!!!!!
はじめは、とにかく乗ってるだけ(失礼)で自信のなかった菅助が、マキバオーを説得できたことにも感動です。
全員が全員、成長してるんですよ!!!!!!!
思い出したい方は、是非みどりのマキバオー12巻をご覧ください。
有馬記念とは(やり直し)
話が逸れすぎてしまい、申し訳ございませんでした。
マキバオーを振り返る飲み会やりたいです。
有馬記念は、マキバオーが優勝したレースです。芝の2500m。
毎年12月に、中山競馬場で行われるG1レースで、人気投票で出走馬を決めるレースです。
はじめは「中山グランプリ」って名前だったらしいけど、第1回が終わった後に創設者の有馬さまという方が亡くなったから、第2回目からは「有馬記念」という名前になったらしい!
2018年は、第63回だったみたい。
私が生きてきた人生の2倍よりも長い…
有馬記念で出走できるための条件
ここが本題!
どうしてハッピーグリンが出走できるかも?となったのか。
どうして結局ハッピーグリンは出走できなかったのか。
きちんと理解するために、有馬記念の出走条件について、調べます。
調べ物は、情報ソース選びも大事だよね~。
ということで、とりあえずJRAのGIレースの出走馬決定方法を見てみる。
有馬記念の出走馬決定の優先順位は
- ファン投票
- 外国馬
- 出走馬決定賞金の多い順
とのこと(よくわからん)。
1.ファン投票
親切にも補足説明がありました。
特別登録馬の中で、ファン投票の得票数が多い上位10頭の馬。
特別登録しなかった馬を除いた上位10頭となるため、ファン投票順位が11位以降の馬であっても優先されることがあります。
マキバオーあがりの私には、「特別登録とは???」との疑問が浮かびます。
特別競争と一般競争
JRAのサイトってすごい!
まさに私が求めているものである「競馬用語辞典」がありました。
競馬用語辞典
特別競走
一般競走と違って、特別登録を必要とする競走。特別競走には、現在の中央競馬ではすべてレース名がつけられている。また重賞競走も特別競走のなかに含まれる。
一般競走
特別競走以外のレース。平場戦ともいう。「サラ系3歳(4歳)以上○○万円以下」「新馬」「未勝利」など。
先日はじめて東京競馬場に行ったときのレースは、
【1R】2歳未勝利
【2R】2歳未勝利
【3R】2歳未勝利
【4R】2歳新馬
【5R】3歳上500万下
【6R】3歳上500万下
【7R】ベゴニア賞
【8R】オリエンタル賞
【9R】シャングリラ賞
【10R】ウェルカムステークス
【11R】ジャパンカップ
でした。
この日で言うと、1R~6Rは一般競走で、7R~11Rはレース名がついている特別競走ってことだね。
そして、この特別競走に出るために登録しなければならないのが、特別登録ってことですね!
特別登録は、登録しないと走れないけれど、登録したからと言って走らなくても良いらしいです。
必要条件ってことだね。
1.のファン投票は、特別登録した馬の中でのトップ10だよ、ってことだと理解しました。
ただし、ファン投票開始のニュースページを見ると、ファン投票の対象は、JRA所属の現役競走馬(3歳以上)とのこと。
つまり、ハッピーグリンには投票ができません…
なので、ハッピーグリンがファン投票で出走権を得ることはできないんですね。
投票したかった…
2.外国馬
次に優先されるのが、外国馬なんだね。
ハッピーグリンは道産子なので、この優先権も無いですね。
今回の登録には外国馬はいなかったようなので、関係ないみたい。
3.出走馬決定賞金の多い順
ハッピーグリンが有馬記念に出るとしたら、この3番目の優先権しかないみたいです。
こちらも補足説明がありました。
上位の競走条件(クラス)の馬は優先して出走できるため、1,600万円クラスの馬が同じレースに特別登録したオープン馬の出走馬決定賞金を上回った場合でも、出走馬決定順はオープン馬が上位となります。
(例)古馬オープンのレースにおいて、出走馬決定賞金が3,000万円の1,600万円下クラスの馬と、出走馬決定賞金が2,000万円のオープンクラスの馬がいた場合、後者が決定順で上位となります。
これは結局、賞金よりもクラスが優先ってことで合ってますかね。
クラスが上位の馬>賞金額
ハッピーグリンのクラスって何なのか、どうやってわかるんだろう?
ハッピーグリンが有馬記念に出られなかったワケ
有馬記念の出走可能頭数は、最大16頭です。
そのうちの10頭はファン投票で決まる→ハッピーグリンはファン投票対象外。
外国馬はいなかったので、あとは賞金順で決まる中、ハッピーグリンは7番目だった、ということだね。
回避馬が出たら出られるけど…といったところ。
個人的には、ハッピーグリンが有馬記念に出られなかったのは、ただただ「賞金が足りなかった」ということなのかな、と思いました。
応援したい気持ちにつながる
多分ネット上では、「回避馬が出てくれたら」「ファン投票に地方馬も対象だったら」という意見がたくさんあったんだと思います。
でも、強かろうが弱かろうが、出たいとおもった馬は出ていいと思うし、同じ基準のルールでそれが許されるなら、いいしょ~って思いました。
「ハッピーグリンの方が強いから」とか、そういう気持ちも分かるけれども、ルールはルールだしね😔
たしかに、ハッピーグリンがファン投票の対象だったら、投票すると思うし出てくれたら嬉しいんだけどね。🐎🐎
でも、マキバオー育ちの私は、競馬での面白さっていうのは、勝ち負けもなんですが、それよりそのレースに至るまでの過程(ストーリー)が面白い勢です。
なので、地方馬でなかなか優先されない中、それでも中央に臨み続ける状況、惜しくも出られなかった有馬記念、っていうだけで今後のレースへの感情の重みが出てくる気がします。
詳しい人からみたら、ルールも色々改良の余地があるのかもしれませんが、今あるルールの中で、一生懸命頑張るハッピーグリンと馬主さん達を応援したいと思いました。
応援の仕方にも、性格が出るね
私は基本的にポジティブで、過去よりも未来を見るタイプなので、応援の仕方もそうなっちゃうんだな~と感じました。
色んなことを「仕方ない」と思える諦めの女王なので、ハッピーグリンが出られなかったのは「仕方ない」ことだと思えました。
でも、調べてみて競馬のことを少し学べたので嬉しいです!!!
こんな風になったのも、マキバオーを読んだことがきっかけです。
リヨニカ学習帳らしいことができて嬉しい。
そして、JRAのサイトを見てたら色々と面白そうなコンテンツがたくさんありました。
それも随時見ていきたいと思います!
おまけ編集後記
全部自分で調べながら、こうかな?と、まとめてみたことなので、間違いや補足事項があったら、競馬の赤ペン先生達、ぜひコメントよろしくお願いします!!